成長業界の在宅介護事業で働こう!!

少子高齢化と仕事選び

日本が少子・高齢化が進んでいる国であるということは、一度は聞いたことがあると思います。でも、それが「自分の仕事や将来にどのように影響するのか?」を真剣に考えたことがある方は、少ないのではないでしょうか?
介護業界で10年以上働いている方も、これから介護業界で働くことを検討中の方もよい機会なので、就職や転職を考えている「今」、少しだけ立ち止まって在宅介護の魅力をあらためて考えてみてください。


(出典)2015年までは総務省「国勢調査」(年齢不詳人口を除く)、2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」(出生中位・死亡中位推計)

上図をみてください。人口の推移等の予想を示した図ですが、これから日本の人口は減り続けていくのです。
具体的には日本の総人口は2060年には8,674万人(2010年人口の32.3%減)生産年齢人口は2060年には4,418万人(同45.9%減)にまで減少すると見込まれています。
このままいけば、いつか「日本人が今の半分になる」というのは、起りえる状況なのです。
ちなみに、将来現在と比較し45.9%も減ってしまうおそれがある生産年齢人口というのは、ざっくりとい言うと、15歳以上~65歳未満のいわゆる働いてお金を稼いだり、使ったりする世代の人口のことですが、人口(生産年齢人口)が減少していくと、私たちの仕事にどのような影響があるのでしょうか?
考えてみれば簡単なことです。
働き盛りでお金を使う人たちが減っていくということは、国内の日本人を主なターゲットとしているスーパー、ホテル、旅館、住宅メーカー、美容室、タクシーなどなど、その他ありとあらゆる多くの企業のお客様が、ドンドン減っていくことですから、経営が厳しくなることは容易に想像できます。
勿論、グローバルの時代です。語学に自信があり、海外で働いたり、国内の外人を相手に仕事が出来るというのであれば、日本の人口減少は、関係ないかもしれませんが、10年後も、今までのように日本で、日本人を相手にした仕事で働きたいと考えているのであれば、仕事を選択する上で大切なことは、その仕事が日本で「10年後も、20年後も必要とされるのか?」ということです。
それを見誤ると、折角仕事で経験を積んでも、その仕事自体のニーズがなくなり、会社は倒産、リストラ転職、ゼロスタートという結末を迎えることになりえるからです。